おおとも‐そうりん【大友宗麟】
[1530〜1587]戦国時代の武将。豊後(ぶんご)臼杵城主。名は義鎮(よししげ)。キリスト教に入信し、洗礼名フランシスコ。北九州6か国を支配。ローマ教皇に少年使節を派遣。天正6年(1578)島...
おおとも‐の‐かなむら【大伴金村】
古代の中央豪族。5、6世紀のころの武烈・継体・安閑・宣化天皇時代の大連(おおむらじ)。欽明天皇のとき、朝鮮半島経営の失敗により失脚。生没年未詳。
おおばやし‐のぶひこ【大林宣彦】
[1938〜2020]映画監督。広島の生まれ。自主映画・テレビコマーシャルの制作を経て、恐怖映画「HOUSE ハウス」を監督し、商業映画に進出。「青春デンデケデケデケ」で芸術選奨受賞。代表作は、...
おかだ‐よしこ【岡田嘉子】
[1902〜1992]女優。広島の生まれ。女子美術学校卒。新劇から映画界に入り、昭和13年(1938)演出家の杉本良吉とソ連に亡命。スパイ容疑をかけられるが、のちソ連市民権を得る。著作に「悔いな...
おかまつ‐かずお【岡松和夫】
[1931〜2012]小説家。福岡の生まれ。学生時代は政治運動に参加。「志賀島(しかのしま)」で芥川賞受賞。体験や見聞に基づく作品が多い。他に「壁」「異郷の歌」「峠の棲家(すみか)」など。
おがわ‐くにお【小川国夫】
[1927〜2008]小説家。静岡の生まれ。「内向の世代」の代表的作家。20歳でカトリックに入信、聖書の世界を描く物語やエッセーを数多く手がける。「逸民」で川端康成文学賞受賞。他に「アポロンの島...
おがわ‐たくじ【小川琢治】
[1870〜1941]地質学者・地理学者。和歌山の生まれ。日本列島の構造に関する研究に寄与。京大教授。小川芳樹・貝塚茂樹・湯川秀樹・小川環樹の父。著「地質現象の新解釈」「人文地理学研究」など。
オクジャワ【Bulat Shalvovich Okudzhava】
[1924〜1997]ソ連・ロシアの詩人・小説家。ジョージア(グルジア)人を父、アルメニア人を母としてモスクワに生まれる。反戦と社会風刺をうたう自作詩に曲をつけ、ギターの弾き語りで発表し一世を風...
おさない‐かおる【小山内薫】
[1881〜1928]劇作家・演出家・小説家。広島の生まれ。雑誌「新思潮」を創刊。2世市川左団次と自由劇場を、土方与志(ひじかたよし)と築地小劇場を創立、新劇の確立に尽力。戯曲「息子」、小説「大...
おしかわ‐しゅんろう【押川春浪】
[1876〜1914]小説家。愛媛の生まれ。本名、方存(まさあり)。冒険小説で有名。著「海底軍艦」「武侠の日本」「新日本島」など。