おおえ‐の‐ひろもと【大江広元】
[1148〜1225]鎌倉前期の幕府の重臣。匡房(まさふさ)の曽孫。源頼朝に招かれて公文所(くもんじょ)別当となり、幕府政治の重要問題に関与。守護・地頭設置を献策。のち政所(まんどころ)別当。頼...
おく‐むめお【奥むめお】
[1895〜1997]社会事業家・婦人運動家。福井の生まれ。平塚らいてう・市川房枝らと新婦人協会を結成して婦人運動に活躍。昭和22年(1947)参議院議員に当選。その後、主婦連合会を創立して会長...
おの‐ただあき【小野忠明】
[1565〜1628]江戸初期の剣客。安房(あわ)の人。通称、次郎右衛門。前名、神子上典膳(みこがみてんぜん)。小野派一刀流の祖。伊藤一刀斎に剣術を学び、秘伝を伝授され、徳川秀忠に仕えた。
たかの‐いわさぶろう【高野岩三郎】
[1871〜1949]統計学者・社会問題研究家。長崎の生まれ。房太郎の弟。大原社会問題研究所所長。第二次大戦後は、日本社会党顧問・日本放送協会会長。
たけした‐のぼる【竹下登】
[1924〜2000]政治家。島根の生まれ。中学教師を経て昭和33年(1958)衆議院議員初当選。官房長官・大蔵大臣などを歴任後、同62年に田中(角栄)派を分裂させ経世会を結成。同年、中曽根首相...
ふじわら‐の‐ふじふさ【藤原藤房】
[1295〜?]南北朝時代の後醍醐天皇の側近。宣房(のぶふさ)の子。元弘の変で天皇を奉じて笠置山に逃れたが、捕らえられて常陸(ひたち)へ配流。のち、建武政府の恩賞方筆頭となったが、行賞の不公正な...
ふじわら‐の‐もとつね【藤原基経】
[836〜891]平安前期の公卿。諡号(しごう)、昭宣公。通称、堀河太政大臣。叔父良房の養子となり、応天門の変で伴善男を失脚させ、また、光孝・宇多両天皇を擁立して最初の関白となり、娘温子を女御と...
ふじわら‐の‐よりなり【藤原頼業】
平安末期の歌人。出家して寂然(じゃくぜん)と号し、兄弟の為業(寂念)・為経(寂超)とともに大原に隠れ住み、大原三寂と称された。歌集「寂然法師集」「唯心房集」など。生没年未詳。
ほうじょう‐うじなが【北条氏長】
[1609〜1670]江戸前期の旗本・軍学者。幕府大目付、安房守。北条流兵学の祖。後北条氏の出身で、軍学を小幡景憲(おばたかげのり)に学ぶ。オランダ流攻城法を学んだことや、江戸地図を作成したこと...
やまぐち‐かつひろ【山口勝弘】
[1928〜2018]前衛芸術家。東京の生まれ。武満徹らと実験工房を結成し、その中心メンバーとして活動。アクリル樹脂を素材とした彫刻で高い評価を獲得した。ビデオアートにも取り組み、メディアアート...