おの‐がどう【小野鵞堂】
[1862〜1922]書家。静岡の生まれ。本名、鐗之助(かんのすけ)。和様の研究や書道の普及に努めた。特に、書の実用性と芸術性の融合を主張して、鵞堂流と称する独自の平明優美な書風を完成。
おばた‐とくじろう【小幡篤次郎】
[1842〜1905]政治家・思想家・教育家。大分の生まれ。豊前(ぶぜん)中津藩士。「天変地異」などの科学啓蒙書で科学知識の普及に貢献。福沢諭吉とともに交詢社の設立や時事新報の創刊に尽力し、「学...
かない‐のぶる【金井延】
[1865〜1933]経済学者・社会政策学者。静岡の生まれ。東大教授。ドイツ経済学の紹介、社会政策の普及に努め、社会政策学会の設立に尽力した。著「社会経済学」。
ガイウス【Gaius】
2世紀ごろのローマの法学者。その著「法学提要」は法学入門書として帝国内に長く普及。ユスティニアヌス帝の「法学提要」を通して、後世の法体系に大きな影響を与えた。生没年未詳。
きねや‐さきち【杵屋佐吉】
[1884〜1945]長唄三味線方。4世。劇場に出演する一方、お座敷長唄の普及に努めた。また、大三味線や電気三味線を試作。
くしだ‐たみぞう【櫛田民蔵】
[1885〜1934]経済学者。福島の生まれ。大原社会問題研究所に入り、ドイツに留学。日本における「資本論」研究の水準を高め、また、マルクス(主義)経済学の普及に尽くした。
ぐんじ‐しげただ【郡司成忠】
[1860〜1924]軍人・探検家。東京の生まれ。名は「なりただ」とも。幸田露伴の兄。海軍大尉。報効義会を設立、北千島占守(しゅむしゅ)島に上陸して開発に当たった。日露戦争後、海事・国防思想の普...
このえ‐さきひさ【近衛前久】
[1536〜1612]安土桃山時代の公卿。幼名、晴嗣、のち前嗣。法名、竜山。歌道・書道・暦学・有職故実などにすぐれ、文化の地方への普及に貢献した。
ゴア【Albert Arnold Gore, Jr】
[1948〜 ]米国の政治家。クリントン政権で2期に渡り副大統領を務める。2000年の大統領選挙には民主党から立候補したが、共和党のブッシュ
に敗れた。情報スーパーハイウエー構想を提案し、イン...
さんじょうにし‐さねたか【三条西実隆】
[1455〜1537]室町後期の公家・歌人。内大臣に至る。号、聴雪、出家して逍遥院尭空。飛鳥井雅親(あすかいまさちか)に和歌を学び、飯尾宗祇から古今伝授を受け、古典の普及に努めた。また、能書家と...