とくがわ‐よしのぶ【徳川慶喜】
[1837〜1913]江戸幕府第15代将軍。在職1867〜1868。斉昭の七男。一橋家を相続。将軍継嗣問題では家茂に敗れ、安政の大獄では隠居謹慎を命じられた。桜田門外の変以後は家茂の後見職をつと...
とつか‐せいかい【戸塚静海】
[1799〜1876]幕末・明治初期の蘭医。遠州掛川の人。法印。宇田川榛斎(しんさい)、シーボルトに医学を学ぶ。江戸で開業し、神田お玉ヶ池種痘所開設に参加。のち幕府奥医師となる。
ともだ‐きょうすけ【友田恭助】
[1899〜1937]新劇俳優。東京の生まれ。本名、伴田五郎。築地小劇場の創立に参加。のち築地座を結成、創作劇の上演に努めた。
とよたけ‐ろしょう【豊竹呂昇】
[1874〜1930]義太夫節の女太夫。愛知の生まれ。本名、永田仲。美声と美貌、巧みな撥(ばち)さばきで一世を風靡した。
とよとみ‐ひでよし【豊臣秀吉】
[1536〜1598]安土桃山時代の武将。尾張の人。幼名、日吉丸。初名、木下藤吉郎。織田信長に仕え、戦功をたて、羽柴秀吉と名のった。信長の死後、明智光秀・柴田勝家を討ち、ついで四国・九州・関東・...
とりい‐すねえもん【鳥居強右衛門】
[?〜1575]戦国時代の武士。三河の人。名は勝商(かつあき)。三河長篠城主奥平信昌の家臣。武田勝頼に囲まれた長篠城から脱出して徳川家康に援軍を頼み、使命を果たしたが、帰途捕らえられ、援軍の来る...
とりい‐もとただ【鳥居元忠】
[1539〜1600]安土桃山時代の武将。徳川家康に仕え、姉川・三方ヶ原・長篠などの戦いで戦功をあげた。関ヶ原の戦いに際して伏見城を守り、石田方に包囲されて自刃。
どんりゅう【呑竜】
[1556〜1623]江戸初期の浄土宗の僧。武蔵の人。上野(こうずけ)太田の大光院を始め各地に寺を開き、また、堕胎の風潮を悲しんで赤子を養育したので、子育て呑竜とよばれた。
なかがわ‐おつゆう【中川乙由】
[1675〜1739]江戸中期の俳人。伊勢の人。通称、喜右衛門。別号、麦林舎・梅我。岩田涼菟(いわたりょうと)に師事。伊勢派の中心人物。平俗軽妙な作風で知られた。編著「麦林集」「伊勢新百韻」など。
なかじま‐のぶゆき【中島信行】
[1846〜1899]政治家。土佐の人。岸田俊子の夫。坂本竜馬の海援隊に所属。明治維新後、神奈川県令・元老院議官などを歴任。自由党結成に参加、副総理となり、民権運動を推進した。のち初代衆議院議長。