うざわ‐ひろふみ【宇沢弘文】
[1928〜2014]経済学者。鳥取の生まれ。東京大学で数学を学んだのち経済学に転じる。理論経済学の分野で功績があり、また公共経済学の立場から環境問題や種々の社会問題にも取り組んだ。文化勲章受章...
ハルデンベルク【Karl August Hardenberg】
[1750〜1822]プロイセンの政治家。1810年、シュタインの後を継いで宰相となり、ウィーン会議に全権として出席し、領土拡大に成功。ギルドの廃止、商業の自由の確立、各種税制の改革などに努力した。
ひらばやし‐はつのすけ【平林初之輔】
[1892〜1931]文芸評論家。京都の生まれ。「種蒔く人」「文芸戦線」同人。初期プロレタリア文学運動の理論家として活躍したが、のちに同運動の政治主義を批判し論争を引き起こした。著作に「無産階級...
ピント【Fernão Mendes Pinto】
[1509ころ〜1583]ポルトガルの旅行家。アジア・アフリカを旅行。種子島に鉄砲を伝えた一行の一人という。著「遍歴記」など。
みぶ‐の‐ただみね【壬生忠岑】
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。古今集の撰者の一人。温和で機知に富む歌風で知られる。著「和歌体十種」、家集「忠岑集」。生没年未詳。
ミレー【Jean-François Millet】
[1814〜1875]フランスの画家。バルビゾン派。敬虔(けいけん)な信仰心と情愛に満ちた表現で農村生活を描いた。作「落穂拾い」「晩鐘」「種まく人」など。
メンデル【Gregor Johann Mendel】
[1822〜1884]オーストリアの生物学者・修道院司祭。1856年からエンドウを材料として遺伝の実験を行い、メンデルの法則を発見し、1865年に論文「植物雑種の実験」として発表。死後の1900...
り‐ぎょ【李漁】
[1611〜1680ころ]中国、明末・清初の劇作家・小説家。蘭渓(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は笠翁(りゅうおう)。戯曲「笠翁十種曲」、小説「無声戯」「十二楼」、随筆「閑情偶記」の演劇...
リンネ【Carl von Linné】
[1707〜1778]スウェーデンの博物学者。雌雄蕊(ずい)に基づく植物の分類法を提唱。のち、動植物を属名と種名で表す二名法を確立。著「自然の体系」「植物の種」など。
ローゼンベルク【Alfred Rosenberg】
[1893〜1946]ドイツの政治家。ナチス党機関紙の主筆となり、アーリア民族の優越性を唱える人種理論を展開。ニュルンベルク裁判で絞首刑。著「二〇世紀の神話」。