うつみ‐こうぞう【内海弘蔵】
[1872〜1935]国文学者・歌人。神奈川の生まれ。落合直文の結成した浅香(あさか)社に入り、短歌の改革運動に参加する。のち明大の教授となり国文学者として活躍するかたわら同大野球部を創設。東京...
かのう‐たんゆう【狩野探幽】
[1602〜1674]江戸初期の画家。鍛冶橋狩野派の祖。京都の人。名は守信。幼名、采女(うねめ)。孝信の長男。永徳の孫。江戸に出て幕府御用絵師となり、桃山時代の豪壮豪麗な様式に対して、瀟洒(しょ...
かのう‐まさのぶ【狩野正信】
[1434〜1530]室町中期の画家。伊豆の人。狩野派の祖。師の宗湛(そうたん)の跡を継いで室町幕府の御用絵師となり、水墨画を中心とする漢画と大和絵を使い分け、その現実的で平明な画風が好まれて、...
かわしま‐ひろもり【川島広守】
[1922〜2012]官僚。福島の生まれ。昭和17年(1942)内務省に入り、警視庁警備局長時代には、大学紛争・安保闘争の警備を担当。内閣官房副長官を経て、同59年プロ野球セリーグ会長に就任。そ...
しぶかわ‐げんじ【渋川玄耳】
[1872〜1926]ジャーナリスト。佐賀の生まれ。本名、柳次郎。筆名、藪野椋十(やぶのむくじゅう)。新聞記者として活躍。著「藪野椋十東京見物」など。
しょうりき‐まつたろう【正力松太郎】
[1885〜1969]実業家・政治家。富山の生まれ。大正13年(1924)虎ノ門事件の責任を取って警視庁警務部長を辞任。同年読売新聞の社長となる。昭和9年(1934)プロ野球球団巨人軍の前身に当...
とよきいりひこ‐の‐みこと【豊城入彦命/豊木入日子命】
崇神(すじん)天皇の皇子。東国の上毛野君(かみつけののきみ)・下毛野君(しもつけののきみ)の祖とされる。
ふくしま‐しんたろう【福島慎太郎】
[1907〜1987]外交官・新聞人。東京の生まれ。東京帝大卒業後、外務省に勤務。総理大臣秘書官や内閣官房次長などを歴任。昭和24年(1949)プロ野球毎日オリオンズ(千葉ロッテの前身)球団社長...
まつかた‐まさお【松方正雄】
[1868〜1942]実業家。鹿児島の生まれ。正義の四男。米国で教育を受け、帰国後は関西財界で活躍。昭和10年(1935)大阪野球倶楽部(クラブ)(阪神の前身)の初代会長に就任。プロ野球の発展に...
ゆうかい【宥快】
[1345〜1416]室町前期の真言宗の僧。京都の人。字(あざな)は性厳。高野山の信弘に密教を学び、「宝鏡鈔」を著して立川流を批判。高野山教学の大成者とされる。著はほかに「大疏鈔」など。