おおが‐のりお【大賀典雄】
[1930〜2011]実業家・音楽家。静岡の生まれ。ベルリン国立芸術大学を卒業後、東京通信工業(現ソニー)に入社。コンパクトディスクの開発などにたずさわり、社長、会長、取締役会議長、名誉会長を歴...
おおたき‐えいいち【大滝詠一】
[1948〜2013]音楽家。岩手の生まれ。本名、栄一。昭和45年(1970)に、ロックバンド「はっぴいえんど」のメンバーとしてデビュー。ロックミュージックを日本語の歌詞で歌う様式が当時話題とな...
おおつき‐じょでん【大槻如電】
[1845〜1931]漢学者。江戸の生まれ。磐渓の長男。文彦の兄。本名、清修。和漢洋の学に通じ、特に日本音楽に精通。著「舞楽図説」「俗曲の由来」「東西年表」など。
おざわ‐せいじ【小沢征爾】
[1935〜2024]指揮者。満州の生まれ。斎藤秀雄から指揮を学ぶ。短大卒業後に単身渡仏し、昭和34年(1959)のブザンソン国際青年指揮者コンクールで優勝。その後、ミュンシュやカラヤンに師事し...
オドエフスキー【Vladimir Fyodorovich Odoevskiy】
[1803〜1869]ロシアの作家・音楽批評家。哲学者のシェリングやドイツ‐ロマン派の影響を受けて哲学的小説を書き、哲学サークル「愛智会」を主宰。音楽評論でも活躍した。代表作は連作短編集「ロシア...
おの‐ようこ【オノ・ヨーコ】
[1933〜 ]美術家・音楽家。本名ヨーコ=オノ=レノン(Yoko Ono Lennon)、日本名は小野洋子。昭和35年(1960)ごろからニューヨークで前衛芸術家として活動を開始。昭和44年(...
オルフ【Carl Orff】
[1895〜1982]ドイツの作曲家・教育家。「カルミナ‐ブラーナ」「賢い女」など、劇音楽に多数の作品を残した。音楽教育の分野でも活躍し、教則本「子供のための音楽」全5巻がある。
オースター【Paul Auster】
[1947〜2024]米国の小説家。「ガラスの街」「幽霊たち」「鍵のかかった部屋」のニューヨーク三部作で地位を確立。現代米文学を代表する小説家として活躍した。作「偶然の音楽」「幻影の書」など。
オーリック【Georges Auric】
[1899〜1983]フランスの作曲家。ドビュッシーに対抗して新運動を起こした「六人組」の一人。軽妙で洗練された作風で、映画音楽・バレエ音楽・劇音楽に活躍。
カルペンティエール【Alejo Carpentier】
[1904〜1980]キューバの小説家・評論家。独裁政権に反対してフランスに亡命し、シュールレアリスムの影響を受けた。革命後に帰国。小説「この世の王国」「失われた足跡」、評論「キューバの音楽」など。