カルドア【Nicholas Kaldor】
[1908〜1986]英国の経済学者。ハンガリーのブダペスト生まれ。ケンブリッジ大教授。ケインジアンとして景気循環論などに理論を展開。著作に「総合消費税」「マネタリズム—その罪過」「価値および分...
カレツキ【Michał Kalecki】
[1899〜1970]ポーランドの経済学者。景気理論・分配論の研究で知られる。「景気循環の巨視的動態論」では、マルクスの再生産論を土台にして、ケインズに先駆ける理論を展開した。著「経済変動の理論...
シング【Richard Laurence Millington Synge】
[1914〜1994]英国の生化学者。分配クロマトグラフィー法とペーパークロマトグラフィー法を考案し、アミノ酸分析の基礎を築いた。1952年、A=P=マーティンとともにノーベル化学賞受賞。
セン【Amartya Sen】
[1933〜 ]インドの経済学者。国内外の大学教授を歴任、国連大学世界開発経済研究所の創立に関与する。1998年、所得分配の不平等と貧困・飢餓の研究が評価され、ノーベル経済学賞を受賞。アマルティ...
セー【Jean-Baptiste Say】
[1767〜1832]フランスの経済学者。スミスに傾倒し、その理論をフランスに導入。主観的な効用価値説に立ち、生産・分配・消費の三分法による経済学体系をつくった。著「経済学概論」「恐慌に関する書...
ピグー【Arthur Cecil Pigou】
[1877〜1959]英国の経済学者。国民所得の増大と分配の平等化および安定性を基準として厚生経済学を創始。著「厚生経済学」「失業の理論」など。
ピケティ【Thomas Piketty】
[1971〜 ]フランスの経済学者。パリ経済学校教授。2013年刊行の「二十一世紀の資本」で、20か国以上の過去3世紀にわたる税務データを収集・分析し、経済格差の拡大とその問題点を指摘。世界規模...
ホブソン【John Atkinson Hobson】
[1858〜1940]英国の経済学者。富の分配の不平等によって過少消費・過剰貯蓄がもたらされると説き、資本主義を批判。また、帝国主義の分析や景気変動理論に貢献した。著「帝国主義論」「近代資本主義...
ポランニー【Polanyi】
(Karl 〜)[1886〜1964]ハンガリー生まれの経済学者。主として米国で活躍。物資の交換形態として互酬・再分配・交換の3様式を摘出し、市場社会と非市場社会に考察を加えて経済人類学を体系...