おうよう‐じゅん【欧陽詢】
[557〜641]中国、唐代初期の書家。潭(たん)州臨湘(りんしょう)(湖南省)の人。字(あざな)は信本。王羲之(おうぎし)の書法を学び、楷書の規範をつくる。初唐三大家の一人。高祖の勅命によって...
ぐ‐せいなん【虞世南】
[558〜638]中国、唐初の名臣・書家。余姚(よよう)(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は伯施(はくし)。唐の太宗に重用された。楷書にすぐれ、欧陽詢(おうようじゅん)・褚遂良(ちょすいり...
こうかいど‐おう【広開土王】
[374〜412]高句麗(こうくり)第19代の王。在位391〜412。諱(いみな)は談徳。南北に進出して朝鮮半島の大半を領有。百済(くだら)と結んで南部に進出した日本軍と戦い、撃退した。鴨緑江(...
さい‐よう【蔡邕】
[132〜192]中国、後漢の文人・学者。陳留(ちんりゅう)(河南省)の人。字(あざな)は伯喈(はくかい)。琴の名手としても知られた。六経(りっけい)の文字を校定し、自ら碑に刻した。また、飛白(...
ちょ‐すいりょう【褚遂良】
[596〜658]中国、唐初の書家・政治家。銭塘(せんとう)(浙江(せっこう)省)の人。字(あざな)は登善。楷書・隷書にすぐれ、欧陽詢(おうようじゅん)・虞世南(ぐせいなん)とともに初唐三大家の...
なかやま‐ぎしゅう【中山義秀】
[1900〜1969]小説家。福島の生まれ。本名、議秀。「厚物咲(あつものざき)」で芥川賞受賞。晩年は歴史小説を多く手がけた。他に「碑(いしぶみ)」「テニヤンの末日」「咲庵(しょうあん)」など。
ひだい‐てんらい【比田井天来】
[1872〜1939]書家。長野の生まれ。名は鴻。日下部鳴鶴(くさかべめいかく)の門下。古碑帖に直接学んで新境地を開いた。
ビルゲ‐カガン【Bilgä Khaghan】
[?〜734]中国唐代の東突厥(とっけつ)の可汗(王)。在位716〜734。唐に対して妥協政策をとり、民族の統一に努めたが暗殺された。その功績は突厥碑文に残る。ビルゲ‐ハガン。→突厥 [補説]「...