いいざわ‐ただす【飯沢匡】
[1909〜1994]劇作家。和歌山の生まれ。文化学院卒。本名、伊沢紀(ただす)。社会を風刺した喜劇で活躍。作品に「もう一人のヒト」など。「二号」で岸田演劇賞、「五人のモヨノ」で読売文学賞、「夜...
はなと‐こばこ【花登筐】
[1928〜1983]放送作家・小説家。滋賀の生まれ。本名、善之助。劇団「笑いの王国」を主宰し、大村崑・芦屋雁之助(あしやがんのすけ)ら上方の喜劇俳優を育てた。テレビドラマに「番頭はんと丁稚(で...
フィールディング【Henry Fielding】
[1707〜1754]英国の小説家。劇作から小説に転じ、鋭い洞察力により、笑いのなかに人間性の問題を追求。「英国小説の父」と称される。作「ジョーゼフ=アンドルーズ」「トム=ジョーンズ」など。
ふ‐だいし【傅大士】
[497〜569]中国、南北朝時代の在俗仏教者。斉の東陽の人。本名、傅翕(ふきゅう)。善慧大士と号し、双林寺を建て、大蔵経を閲覧する便をはかって、転輪蔵を創始した。後世、経蔵などにその像が置かれ...
フレーブニコフ【Velimir Khlebnikov】
[1885〜1922]ロシア・ソ連の詩人。ロシア未来派の創設者・指導者。先端的な言語実験を行い、ネオロジズムやザーウミ(意味を超えた言語)を駆使した作品を書いた。代表作、詩「笑いの呪文」「鶴」、...
またよし‐なおき【又吉直樹】
[1980〜 ]タレント・小説家。大阪の生まれ。お笑いコンビ「ピース」として活動するかたわら執筆活動を行い、「火花」で芥川賞受賞。
やまぐち‐まさお【山口昌男】
[1931〜2013]文化人類学者。北海道の生まれ。構造主義や記号論を日本に紹介。「中心と周縁」「トリックスター」などの文化理論は、日本の思想界に大きな影響を与えた。「『敗者』の精神史」で大仏次...