アンソール【James Ensor】
[1860〜1949]ベルギーの画家。鮮やかな色彩を用いて、骸骨(がいこつ)・仮面などの奇怪なモチーフを多く描く。作品に「キリストのブリュッセル入城」など。
いとう‐じゃくちゅう【伊藤若冲】
[1716〜1800]江戸中期の画家。京都の人。名は汝鈞(じょきん)、字(あざな)は景和。若冲のほか、斗米庵の号がある。初め狩野派・光琳派および中国の名画に学び、写実的描写と特異な形態・色彩感覚...
いまむら‐しこう【今村紫紅】
[1880〜1916]日本画家。神奈川の生まれ。本名、寿三郎。松本楓湖(まつもとふうこ)に師事し、紅児会を結成。大胆な技法と構図、新鮮な色彩感覚で近代日本画革新に貢献。
いりえ‐ちょうはち【入江長八】
[1815〜1889]江戸末期から明治初期の名工。伊豆の人。号は天祐、乾道。貧しい農家に生まれ、左官の弟子となり漆喰(しっくい)の技術を身に付けた後、江戸で狩野派の絵画を学び、漆喰細工に応用。色...
キスリング【Moïse Kisling】
[1891〜1953]ポーランド生まれの画家。エコール‐ド‐パリの一人。明るい色彩で、哀愁を帯びた女性像・風景・静物を描いた。
グリーグ【Edvard Hagerup Grieg】
[1843〜1907]ノルウェーの作曲家。オスロに音楽協会を設立。民族的色彩の強い音楽を作った。作品に「ペール=ギュント」「ピアノ協奏曲」など。
コレッジョ【Correggio】
[1489ころ〜1534]イタリアのルネサンス期の画家。本名、アントニオ=アレグリ(Antonio Allegri)。柔らかな色彩、明暗効果の強調、優美な官能性が特徴。バロック絵画の先駆者。作、...
コンスタブル【John Constable】
[1776〜1837]英国の画家。新鮮な色彩と外光描写で自然のままの姿を表現し、フランスの風景画家やロマン派の画家にも影響を与えた。
ゴーギャン【Paul Gauguin】
[1848〜1903]フランスの画家。大胆な装飾的構図・色彩を特色とし、晩年はタヒチ島に渡り、現地の人々を描いた。著「ノア‐ノア」など。ゴーガン。→後期印象派
サルト【Andrea del Sarto】
[1486〜1531]イタリア盛期ルネサンスの画家。フィレンツェ派。色彩感覚と人物の心理描写にすぐれ、壁画・肖像画を多く制作。