吸う/啜る の解説 - 小学館 類語例解辞典

吸う/啜る の共通する意味

気体や液体などを、口や鼻から体内に引き入れる。

国語辞書で調べる 吸う 啜る

吸う/啜る の使い方

吸う 【ワ五】
▽ほこりを吸ってせきこむ ▽都会の空気を吸う(=都会での生活を経験する) ▽人の生血を吸う(=冷酷な手段で人をひどい目にあわせて、自分の利益を得る)
啜る 【ラ五】
▽熱いお茶をすする

吸う/啜る の使い分け

「啜る」は、息とともに音をたてて口鼻の中に引き入れる場合に使うが、「吸う」には、音をたてるという意味合いはない。[英]to sip (soup)【(スープを)吸う】; to smoke【(タバコを)吸う】
「啜る」は気体には用いない。

吸う/啜る の類語対比表

みそ汁を…うどんを…煙草を…鼻水を…
吸う
すする

参照

吸う⇒吸う/吸入

カテゴリ

#人間の動作#飲食

吸う/啜る の類語 - 日本語ワードネット

吸う の類語

(空気を)吸い込む の意

口の中を実質的に真空にすることで、口に吸い込む の意

一口飲む の意

まるでスポンジであるように、吸い上げる の意

たばこ、葉巻、パイプから煙を吸い込み吐き出す の意

(空気を)吸い込む、または取り入れる の意

また、比喩的に、取り入れる の意

真空で、あるいは真空であるかのように何かを描く の意

啜る の類語

一口飲む の意

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