[動ワ五(ハ四)]

    1. 充実して勢いが盛んである。「国力が大いに—・う」「成績が—・わない」

    2. ㋑(「ふるった」「ふるっている」の形で)普通とずいぶん変わっている。当たり前でない。とっぴである。「言いぐさが—・っている」

    1. ㋐大きく、また、勢いよく振り動かす。「拳 (こぶし) を—・う」「刀を—・って敵陣に攻め入る」

    2. ㋑思う存分に力を働かせる。十分発揮する。「権力を—・う」「腕を—・った料理」「インフルエンザが猛威を—・う」

    3. ㋒振ってすっかり出す。「財布の底を—・う」

[可能]ふるえる
[動ワ五(ハ四)]《「振るう」と同語源》
  1. 寒さや恐怖でからだが小きざみに動く。ふるえる。

    1. 「—・う声で詰問しはじめた」〈鴎外魚玄機

  1. 揺れ動く。震動する。

    1. 「地の—・ひ家のやぶるる音、雷に異ならず」〈正保整版本方丈記

[動ハ下二]ふるえる」の文語形。
[動ワ五(ハ四)]《「振るう」と同語源》気力が盛んになる。また、気力を盛んにする。「気力を—・って闘う」

[動ワ五(ハ四)]

  1. 篩 (ふるい) にかけてより分ける。「灰を—・う」

  1. ある基準によってより分ける。選抜する。「試験で—・ってから面接を行う」

[可能]ふるえる
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