いっ‐きょう【一興】

の解説

1. １ ちょっとしたおもしろみ。それなりの楽しみ。「それもまた—だ」

1. ２ （近世、反語的に用いて）意外なこと。奇怪なこと。

   1. 「これは—、此の子はいとしうござらぬか」〈浄・重井筒〉

いっ‐きょう〔‐キヤウ〕【一驚】

の解説

［名］(スル)驚くこと。びっくりすること。「あまりのすばらしさに—する」

いっ‐きょう【逸興】

の解説

［名・形動ナリ］

1. １ 特別に興味深いこと。また、そのさま。

   1. 「この道は、もし四道の間に—のすぐれたるか」〈海道記・序〉

1. ２ ちょっと変わったおもしろみ。また、そのさま。

   1. 「不思議に思ひて見れば—なるものにてありけり」〈伽・一寸法師〉

いっ‐きょう〔‐キヤウ〕【一強】

の解説

ある分野で、一つのものだけが強いこと。また、そのもの。「与党—」「—多弱」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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