きんだいおんがく【近代音楽】
1 近代の音楽。ルネサンス以降の西洋音楽。古代音楽・中世音楽などに対していう。 2 1890年ごろから第一次大戦終了ごろまでの西洋音楽。R=シュトラウス・ドビュッシー・スクリャービンらによって多様な作品が生み出された。
きんだいか【近代化】
[名](スル)封建的なものを排して、物事を科学的、合理的に行うようにすること。産業化・資本主義化・民主化などの視点からとらえられる。「—の波」「—された設備」
きんだいかがく【近代科学】
16世紀半ばに始まった、ヨーロッパ近代の自然科学の諸体系の総称。経験科学は、古代ギリシャでは哲学と融合し、中世ヨーロッパでは神学に従属していたが、近代ヨーロッパではそれらを克服し、数学と実験による経験界の探求を特徴とするようになった。
出典:青空文庫
・・・厨川博士の「近代恋愛論」以来、一般に青年男女の心は恋愛至上主義に・・・ 芥川竜之介「或恋愛小説」
・・・自身不快でなければ、近代的と云う語で形容しても好い。兎に角憎む時・・・ 芥川竜之介「江口渙氏の事」
・・・いっさいの近代的傾向を自然主義という名によって呼ぼうとする笑うべ・・・ 石川啄木「時代閉塞の現状」