しょうじんがに【精進蟹】
十脚目イワガニ科の甲殻類。岩礁にすむ。甲幅約5センチ。全体に暗赤紫色で、甲の前側縁に4個ののこぎり歯状の突起がある。食用。
しょうじんけっさい【精進潔斎】
[名](スル)肉食を断ち、行いを慎んで身を清めること。「—して祈願する」
しょうじんこく【小人国】
こびとが住んでいるという想像上の国。「ガリバー旅行記」などに描かれる。
しょうじんしょう【小人症】
⇒こびとしょう(小人症)
しょうじんなます【精進膾】
魚介類を用いないで、野菜や果物を材料にしてつくったなます。
しょうじんばら【精進腹】
精進物ばかりを食べている腹。粗食して栄養物をとっていない腹。「朝 (あした) の豆腐売りさへ稀に、なほ—のどこやら物淋しく」〈浮・一代男・二〉
しょうじんび【精進日】
祖先の忌日など、精進をすべき一定の日。斎日。
しょうじんふくさ【精進袱紗】
仏事の贈り物などに用いる袱紗。白・浅葱 (あさぎ) 色などに定紋または蓮華の模様などをつける。
しょうじんまげ【精進髷】
女性の髪型の一。葬列に加わるときなどのもので、多くはつぶし島田。不幸髷。泣き島田。死去髻 (しきょたぶさ) 。
しょうじんもの【精進物】
野菜や穀物などを主とする、肉類を使わない食べ物。⇔生臭物 (なまぐさもの) 。