しんこうざいばつ【新興財閥】
三井・三菱などの明治以来の旧財閥に対し、満州事変前後から軍部と結んで台頭してきた財閥。日産・日窒・森・日曹・理研などの各コンツェルン。
しんこうしじょう【新興市場】
1 新興企業向けの株式市場。上場基準は比較的緩やかで、現時点での経営基盤が弱くても、今後の成長が見込める企業であれば上場することができる。 2 「新興国市場」の略。 [補説]1については、東証のマザーズ・ジャスダック、名証のセントレックス、福証のQ-Board (キューボード) 、札証のアンビシャスなどがある。
しんこうしゅうきょう【新興宗教】
⇒新宗教
しんこうせいきんいしゅくしょう【進行性筋萎縮症】
脊髄または末梢神経に変性が起こって筋肉が萎縮し、運動機能が失われていく慢性の病気。中年以後の男性に多く、両手や肩に発病し、腰や両脚に広がる。原因は不明。
しんこうせいきんジストロフィー【進行性筋ジストロフィー】
筋肉が徐々に萎縮して筋力が低下し、運動障害が進行する遺伝性の疾患。幼年期から若年期に発病することが多く、慢性で経過が長い。PMD(progressive muscular dystrophy)。→先天性筋ジストロフィー
しんこうせん【進貢船】
1 琉球から進貢のために中国に渡った船。接貢船。 2 室町時代、足利将軍が明 (みん) の皇帝に進貢するという名目で、対明貿易を行った船。
しんこうちりょう【信仰治療】
信仰の力によって病気を治すこと。神聖な水など特定の物がかかわる場合と、教祖など人間による治療の場合とがある。
しんこうは【進行波】
空間内を一方向に進む波。→定常波
しんこうはいく【新興俳句】
昭和6年(1931)に興った反ホトトギスの俳句革新運動。水原秋桜子を先駆とし、山口誓子・日野草城らが参加。連作・無季俳句・反戦的ニヒリズムなど新しい発想・感覚による俳句を主張したが、同15年に始まった俳句弾圧により壊滅した。
しんこうはかん【進行波管】
極超短波の増幅用の真空管。長い螺旋 (らせん) 状の導体の中心に電子流を貫通させ、その速度に合わせて導体に沿って電磁波を進行させ、電磁波と電子流との交互作用によって増幅作用を生じさせるもの。送信管・レーダーなどに使用。