そうぞくけん【相続権】
相続の開始前または開始後において、相続人がもつ法律上の権利。
そうぞくさいけんしゃ【相続債権者】
相続財産に属する債務の債権者。被相続人の債権者で、相続により相続人を債務者とすることになった者。遺産債権者。
そうぞくざいさん【相続財産】
相続によって相続人が被相続人から承継する一切の財産。
そうぞくじせいさんかぜいせいど【相続時精算課税制度】
父母または祖父母が子や孫に生前贈与を行うときに、贈与ではなく相続の前倒しとして扱う制度。贈与者が60歳以上の父母や祖父母、受贈者が18歳以上の直系卑属である推定相続人または孫である場合に選択できる。特別控除額の2500万円まで贈与税が非課税となり、これを超えた部分については一律20パーセントの税率が適用される。贈与者が死亡した際は、同制度の適用分とその他の遺産を合算して相続税を精算する。平成15年(2003)に導入。
そうぞくぜい【相続税】
相続または遺贈によって取得した財産に課せられる国税。
そうぞくぜいろせんか【相続税路線価】
⇒路線価
そうぞくにん【相続人】
1 先代に代わってそのあとを継ぐ人。 2 被相続人の財産上の地位を承継する人。
そうぞくぶん【相続分】
同順位の相続人が二人以上いるとき、各相続人が承継する遺産の持ち分。
そうぞくほう【相続法】
相続に関する法の総称。特に、相続について規定する民法第5編をいう。
そうぞくほうき【相続放棄】
相続開始後に、相続人が相続を拒否する意思表示。3か月以内に家庭裁判所に申し出る必要がある。