とろろあおい【黄蜀葵】
アオイ科の一年草。高さ1〜1.5メートル。葉は互生し、手のひら状に深く裂けている。夏から秋、淡黄色の大きな5弁花を横向きにつけ、茎の下のほうから上へ順に開き、1日でしぼむ。中国の原産で、観賞用。根は漢方で鎮咳 (ちんがい) 薬・健胃薬とする。黄蜀葵 (おうしょっき) 。《季 夏》「歩きゐて日暮るる—かな/澄雄」
とろろいも【薯蕷芋】
とろろ汁にする芋。ヤマノイモ・ツクネイモ・ナガイモなど。
とろろごはん【薯蕷御飯】
⇒薯蕷飯 (とろろめし)
とろろじる【薯蕷汁】
ヤマノイモなどをすりおろして調味したもの。《季 秋》「—吾に齢 (よはひ) の高さなし/誓子」
とろろめし【薯蕷飯】
麦飯などに、とろろ汁をかけたもの。薯蕷御飯。