1. 放すこと。多く、複合語の形で用いる。「手—」「野—」

  1. 動詞の連用形に付いて、その動作をしたままで放置する意を表す。前に促音挿入されて「ぱなし」の形をとることが多い。「開け—」「置きっ—」「やりっ—」

  1. 言葉を交わすこと。会話談話。また、声を出して言うこと。「—が尽きない」「こそこそ—」

  1. 筋をたてて述べること。また、その内容。「—のうまい人」「ためになる—」

  1. 話題。「—は変わりますが」「—をそらす」「難しい—はやめよう」

  1. うわさ。評判。「人の—によれば」「国中が選挙の—で持ち切りだ」「—だけで実現しない」

  1. 話し合うこと。相談すること。「ちょっと—がある」「—がこじれる」「—がまとまる」「結婚—」

  1. いきさつ。わけ。事情。「詳しい—は知らない」「お—はうかがっています」

  1. 物事道理。「—の通じない人だ」「それでは—が逆だ」

  1. (「咄」「噺」とも書く。「噺」は国字)人に聞かせるための作り話。説話昔話落語など。「浦島太郎の—」「お—の世界」「人情—」

  1. こと。ことがら。前述内容をさしていう。「こんなになるまでほうっておいたとは、まったくひどい—だ」「いやはやあきれた—だね」

出典:青空文庫

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