人の疝気を頭痛に病む
「隣の疝気 (せんき) を頭痛 (ずつう) に病 (や) む」に同じ。
人の宝を数える
「隣の宝を数える」に同じ。
人の花は赤い
他人の物はなんでもよく見えるしうらやましいものであるというたとえ。隣の花は赤い。
人のふり見て我がふり直せ
他人の行いの善悪を見て、自分の行いを反省し、改めよ。
人の褌で相撲を取る
他人の物を利用して自分の役に立てる。
人の将に死なんとする其の言や善し
《「論語」泰伯から》人が死ぬ直前にいう言葉には、利害・かけひきがなく真実がこもっている。
人は一代名は末代
人の肉体は1代で滅びるが、その名はよいにつけ悪いにつけ後世まで残る。
人は落ち目が大事
1 落ちぶれたときこそ見捨てないで援助し、励ますべきである。 2 落ちぶれたときこそ真価が問われるので、自重して言動に心を配るべきである。
人は死して名を留む
人は死後にもその偉業によって名を後世に残す。虎は死して皮を残す。
人は善悪の友による
人は、つきあう友だちしだいでよくも悪くもなる。