ふる‐い〔‐ゐ〕【古井】

の解説

古く荒れ果てた井戸。古井戸。

「城あとや—の清水先 (まづ) 問はん」〈笈日記〉

ふるい〔ふるひ〕【震い】

の解説

1. １ 恐怖や寒さなどで、からだがふるえること。ふるえ。

   1. 「—を帯びて怖々した声で」〈啄木・病院の窓〉

1. ２ 瘧 (おこり) などによる発作的な痙攣 (けいれん) 。

ふるい〔ふるひ〕【^×篩】

の解説

円形・方形の枠の下に、網を張った道具。粒状のものを入れて振って、網目を通る細かいものをより分ける。

ふる・い【古い／^▽故い／^▽旧い】

の解説

［形］［文］ふる・し［ク］

1. １ その状態になってから長い年月が経過している。

   1. ㋐そうなってから久しい。ずっと以前から現在にまで続いている。「—・い制度」「—・いレコード」「—・くからの顔ぶれ」⇔新しい。

   2. ㋑昔の出来事である。「—・い話を持ち出す」⇔新しい。

1. ２ 時代遅れである。古風である。また、珍しくない。「感覚が—・い」「その手はもう—・い」⇔新しい。

1. ３ 食べ物などが、新鮮でない。「—・いりんご」⇔新しい。

[派生]ふるさ［名］

類語

• 古臭い(ふるくさい)
• 古めかしい(ふるめかしい)
• 陳腐(ちんぷ)

関連語

• 中古(ちゅうこ)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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