• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像
連語《形式名詞「もの」+連語「かは」》活用語の連体形、一部助詞に付く。
  1. (多く「…もものかは」「…はものかは」の形で)ものともしない。物の数ではない。なんでもない。そっちのけにする。「世間非難も—政策断行する」

    1. 「待つ宵のふけゆく鐘の声聞けばかへるあしたの鳥は—」〈平家・五〉

  1. 終助詞的に用いる。

    1. ㋐強い反語の意を表す。…だろうか、いやそうではない。…ことはない。

      「すべて、月、花をば、さのみ目にて見る—」〈徒然・一三七〉

    2. ㋑強く驚き感動する意を表す。…ものではないか。…ことよ。

      「この矢あたれと仰せらるるに、同じものを中心 (なから) にはあたる—」〈大鏡・道長上〉

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。