わっぱ【^▽童】

の解説

《「わらわ」の音変化》

1. １ 子供をののしっていう語。また、子供。

   1. 「道具捜しにまごつく—」〈露伴・五重塔〉

1. ２ 年少の奉公人。小僧。

   1. 「傘を車の輪のように地上に廻して来る—もあれば」〈花袋・田舎教師〉

1. ３ 男子が自分のことを卑下していう語。

   1. 「—に仰せ付けられば」〈浄・用明天王〉

1. ４ 横暴な人。あばれ者。乱暴者。

   1. 「彼奴 (きゃつ) 、音に聞く不敵の—よな」〈浄・関八州繋馬〉

わっぱ【輪っぱ】

の解説

1. １ 輪の形をしたもの。俗に車輪や手錠などをいう。

1. ２ 曲げ物の食物入れの容器。めんぱ。めんつう。「—めし」

わっぱ

の解説

［副］やかましくわめきたてるさま。

• 「めでたい市のはじめに何事を—と言ふぞ」〈虎明狂・鍋八撥〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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