アズラックしつげんほごく【アズラック湿原保護区】
《Azraq Wetland Reserve》ヨルダン東部の町アズラックの東側に広がる湿原。かつて中東随一のオアシスとして知られ、現在は王立自然保護協会が管理する保護区となっている。ロシアとアフリカを結ぶ渡り鳥のルート上に位置し、希少な野鳥が生息する。
アズラックじょう【アズラック城】
《Qasr Azraq》ヨルダン東部の町アズラックにある城塞跡。古代ローマ時代の要塞に起源し、近隣のオアシス(現在のアズラック湿原保護区一帯)を防備する拠点として東ローマ帝国、ウマイヤ朝、マムルーク朝を通じて利用された。また、第一次大戦中、T=E=ローレンスらによるアラブの反乱の拠点が置かれたことでも知られる。