スロートレーニング【slow training】
ゆっくりとした動作で筋肉の動きに意識を集中して行う筋力トレーニング。関節や筋肉を痛めることなく、心臓に負担がかからず、筋力増強に効果があるという。スロトレ。
スローフード【slow food】
食生活や食文化を根本から考えていこうという活動。伝統的な食材や料理方法を守り、質のよい食品やそれを提供する小生産者を守り、消費者に味の教育を進めるというもの。1986年ころにイタリアで生まれた運動。 [補説]言葉はファーストフードと対立する概念であるが、食を根本から考え直すという広い意味合いがある。
スローフォワード【throw forward】
ラグビーで、ボールを前方に投げること。反則となる。
スローペース【slow pace】
ゆっくりした足並み。遅い速度。
スローボール【slow ball】
野球で、ことさら球速を落とした投球。
スローモー
[名・形動]《「スローモーション」の略》動作がのろいこと。また、そのさま。「—な仕事ぶり」
スローモーション【slow motion】
1 動作がゆっくりしていること。 2 映画・テレビで、高速度撮影したものを普通の速度で映写して、画像の動きを実際よりゆっくりと見せるもの。
スローロリス【slow loris】
ロリス科の哺乳類。体長約30センチで、四肢は太く、尾はほとんどない。東南アジアの熱帯雨林にすみ、夜行性で、動作がのろい。道化猿 (どうけざる) 。
スロースリップ【slow slip】
地球の表面を構成するプレートの境界面において、プレートがゆっくりと滑って移動する現象。スロー地震の一種。ごく小規模な地震が数日間続く短期的スロースリップと、1年から数年程度続く長期的スロースリップに分類される。この移動が一気に起きるとプレート境界地震になる。プレートどうしが強く固着した、アスペリティーと呼ばれる領域以外で生じていると考えられている。ゆっくり滑り。スロースリップイベント。
スローシンクロ
《slow synchroflashから》シャッター速度を遅くしてフラッシュ撮影をする手法。または、そのようなカメラの撮影モード。暗い室内や夜景を背景にして人物を撮影する際、通常のフラッシュ撮影ではシャッター速度が速いために背景が露出不足になり、真っ暗になってしまう。そこで、シャッター速度を遅くして暗い背景を写すと同時に、弱めのフラッシュを発光して、人物も適正露出で撮影する。シャッターが開いた直後にフラッシュを発光させる先幕シンクロと、シャッターが閉じる直前に発光させる後幕シンクロがある。低速シンクロ。