ペロブスカイトこうぞう【ペロブスカイト構造】
《「ペロフスカイト構造」とも》複酸化物がとる結晶構造の一。灰チタン石(ペロブスカイト)が同構造をとることに由来する。イオンA、イオンB、および酸素Oからなる化学組成ABO3で示される酸化物のうち、AおよびBのイオン半径が大きく異なるものに見られる。コンデンサーの材料であるチタン酸バリウムや、銅酸化物の高温超伝導体がとる結晶構造として知られる。
ペロブスカイトたいようでんち【ペロブスカイト太陽電池】
《「ペロフスカイト太陽電池」とも》ペロブスカイト構造の結晶材料を用いる太陽電池。既存の太陽電池に積層することでエネルギー変換効率を向上させるほか、溶液塗布による作成や折り曲げ加工が可能。安価で高効率な太陽電池材料として注目されている。
出典:gooニュース
薄型太陽電池「ペロブスカイト」を防水材と一体化、福岡市が実証実験へ
福岡市は、防水材と一体化した「ペロブスカイト太陽電池」を、同市中央区の創業支援施設「フクオカグロースネクスト」(FGN)に設置すると発表した。積水化学工業が商用化を目指す製品の実証実験を兼ね、公共施設での取り組みは全国初という。 ペロブスカイト太陽電池は薄くて軽いため、耐荷重が小さい屋根やビルの外壁にも設置できる。同社は2025年度に商用化を予定する。 実証実験
太陽光発電、基幹電源へ…「ペロブスカイト」含む産業の成長戦略重要に
国はペロブスカイトで40年に2000万キロワットの導入を掲げるが、結晶系も国内メーカーによる国内生産、海外メーカーの日本生産が実現してもいい。グリーン・トランスフォーメーション(GX)を支える中核産業への発展が求められる」 【記者の目/「ペロブスカイト」生産カギ】 国のサンシャイン計画から開発が始まったPVは、50年を経て基幹電源として大きく育ってきた。
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