ペロブスカイトこうぞう【ペロブスカイト構造】
《「ペロフスカイト構造」とも》複酸化物がとる結晶構造の一。灰チタン石(ペロブスカイト)が同構造をとることに由来する。イオンA、イオンB、および酸素Oからなる化学組成ABO3で示される酸化物のうち、AおよびBのイオン半径が大きく異なるものに見られる。コンデンサーの材料であるチタン酸バリウムや、銅酸化物の高温超伝導体がとる結晶構造として知られる。
ペロブスカイトたいようでんち【ペロブスカイト太陽電池】
《「ペロフスカイト太陽電池」とも》ペロブスカイト構造の結晶材料を用いる太陽電池。既存の太陽電池に積層することでエネルギー変換効率を向上させるほか、溶液塗布による作成や折り曲げ加工が可能。安価で高効率な太陽電池材料として注目されている。
出典:gooニュース
「ペロブスカイト」より耐久性は上回る、軽量・柔軟な「CNT電極太陽電池」実証
大阪メトロと名古屋大学は、カーボンナノチューブ(CNT)電極を用いた有機薄膜太陽電池(OPV)の実証実験(写真)を大阪市城東区の未来モビリティー体験型テーマパーク「eMETROモビリティータウン」で始めた。主流のシリコン太陽電池に比べ軽量で柔軟性がある太陽電池の耐久性などを検証し、建物の壁面や乗り物の窓面への設置などを検討する。CNT電極の太陽電池の実証実験は世界初という。 同
ペロブスカイトとタンデムも…三菱HCキャピタルが提携、PXP「フレキシブル太陽電」の特徴
三菱HCキャピタルは4日、フレキシブル太陽電池の開発を手がけるPXP(神奈川県相模原市)と資本業務提携したと発表した。出資額は非開示。PXPのフレキシブル太陽電池を活用した新たなビジネスモデルの構築を目指す。 PXPは変換効率や耐候性が優れたフレキシブル太陽電池を独自開発している。シリコン系太陽電池よりも柔軟性や軽量性が優れているのが特徴。 ペロブスカイト太陽電池
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