出典:gooニュース
ブラジル中国首脳会談 一帯一路で提携、両国は「運命共同体」に
ルラ氏は自国の開発戦略と一帯一路の連携で「シナジーを生み出す」と表明した。ただ、一帯一路には参加しなかった。 一帯一路を巡り、地元メディアは会談に先立ち、ブラジルは中国から参加に向けて圧力をかけられていると報じていた。ブラジルとしては、一帯一路に加わると対中関係があまりに強固になり、米国との関係で不利益を被ると判断したとみられる。
「一帯一路」参加せず=ブラジル、中国と首脳会談
焦点となっていた中国の巨大経済圏構想「一帯一路」へのブラジル参加は見送られたが、同構想とブラジルの開発戦略との「相乗効果」を図ることで一致した。 一帯一路を巡っては、南米には今月14日、ペルーの太平洋岸チャンカイに中国資本主導で建設された巨大港が開港するなど次第に浸透。中南米の22カ国が参加しているが、ブラジルは「外交中立」の伝統に従うことを決定。
ペルー・チャンカイ港が開港 「一帯一路」共同建設の重要プロジェクト
【新華社リマ11月16日】「一帯一路」の重要プロジェクトとして中国とペルーが共同建設したリマの北にあるチャンカイ港が14日、開港した。両国間の海運にかかる日数は片道23日間に短縮され、物流コストも2割以上削減される。
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