[補説]日本では
戦後、
自由民主党による一党優位体制が続いたが、
平成21年(2009)に
民主党を
中心とする
連立政権が発足し、政権交代可能な二大政党制に近づいたとされた。一方、
英国では、2010年の総選挙において、どの
政党も過半数の
議席を獲得できない
状態(
ハングパーラメント)が生じ、第一党の保守党と第三党の
自由民主党が連立政権を発足。二度の世界大戦や大恐慌下での
連立・
挙国一致内閣などを除いて、19
世紀から長く続いた二大政党制が転換点を迎えたとの見方もある。