せんにちかいほう【千日回峰】
天台宗比叡山で修される不動明王と一体となるための修行。7年間で1000日、比叡山の各峰を回峰巡拝する。1日の行程約30キロ。700日を終えると9日間の堂入りがあり、断食・断水・不眠・不臥で修される。7年目の前半100日は「京都大廻り」で市内の寺社を巡拝、後半100日は回峰行で満行となる。荒行中の荒行とされる。千日回峰行。
せんにちぎょうじゃ【千日行者】
千日間の修行を積んだ行者。
せんにちこう【千日紅】
センニチソウの別名。
せんにちこう【千日講】
千日間、法華経を読誦 (どくじゅ) ・講説する法会。
せんにちそう【千日草】
ヒユ科の一年草。高さ約50センチ。よく分枝し、葉は長楕円形で対生して、細毛に包まれている。花期が長く、夏から秋にかけて紅色の小花が球状に集まった花をつける。熱帯アメリカの原産。千日紅 (せんにちこう) 。《季 夏》
せんにちて【千日手】
将棋で、同一局面が4回現れること。この状態になると無勝負となり、初めから指し直す。ただし、連続して王手をかけ続けて千日手が成立した場合は、王手をかけていた側の負けとなる。
せんにちまいり【千日参り】
1 千日の間、毎日寺社に参詣すること。千日詣で。 2 1日参詣すると千日間参拝するのと同じ功徳 (くどく) があるといわれる特定の日に参詣すること。浅草寺では陰暦7月10日とされた。四万六千日。千日詣で。
せんにちもうで【千日詣で】
「千日参り」に同じ。