出典:gooニュース
【叡王戦】斎藤慎太郎八段「中終盤の大事なところで間違えた」かど番に追い込まれる
将棋の伊藤匠(たくみ)叡王(22)に斎藤慎太郎八段(32)が挑戦する第10期叡王戦五番勝負第3局が4日、名古屋市「か茂免」で行われ、先手の伊藤が斎藤を下し、シリーズ対戦成績を2勝1敗とし、タイトル初防衛にあと1勝とした。第4局は26日、千葉県浦安市「ハイアットリージェンシー東京ベイ」で行われる。7年ぶりのタイトル獲得を目指す斎藤はかど番に追い込まれた。
【叡王戦】伊藤匠叡王「かなり指しすぎだった」積極策を反省も初防衛へ「王手」
昨年の叡王戦5番勝負では、全8冠を保持していた同学年の藤井聡太竜王を3勝2敗で破り、初タイトルとなる叡王を獲得した。小学3年のとき、全国小学生将棋大会の準決勝で藤井を負かし、大泣きさせたことから「藤井を泣かせた男」と呼ばれるようになった。昨年の叡王戦では「藤井から初めてタイトルを奪った男」になった。タイトル保持者として真価が問われるシリーズだ。
伊藤匠叡王、連勝で防衛に王手 叡王戦第3局
将棋の第10期叡王戦が五番勝負第3局が4日、愛知・名古屋市の「か茂免」で行われ、先手の伊藤匠叡王が151手で斎藤慎太郎八段を破った。2勝1敗で、叡王位防衛に王手をかけた。 戦型は相掛かり。共に互角だったが、伊藤は71手目で21分を使うと持ち時間を使い切り、1分将棋に。93手目で桂を跳ね、角銀の両取りをにらむと徐々に形勢が回復した。
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