回しを取る
遊女がかけもちで二人以上の客の相手をする。
まわしいた【回し板】
旋盤で、主軸にねじ込まれ、回し金を介して工作物を回す円板状の工具。
まわしかた【回し方】
遊里で、遊女や芸妓 (げいぎ) の送り迎え、その他の雑事をする者。「—はたき火にあたり」〈洒・通言総籬〉
まわしガッパ【回しガッパ】
「丸ガッパ」に同じ。
まわしがね【回し金】
旋盤で、工作物の一端を取り付けるねじをもち、回し板と連絡して工作物を回転させる工具。ドッグ。
まわしぎり【回し錐】
1 ⇒轆轤鉋 (ろくろがんな) 2 ⇒舞錐 (まいぎり) 1
まわしのみ【回し飲み】
[名](スル)一つの器を順に回して飲むこと。「一本の缶ビールを—する」
まわしぶみ【回し文】
⇒かいぶん(回文)1
まわしもの【回し者】
1 陣中などに忍び込んで、ひそかに内情を探る者。間者 (かんじゃ) 。スパイ。「敵の—」 2 俗に、あるものの関係者のようにふるまい、ひいきをする人。「メーカーの—であるかのように商品をほめちぎる」
まわしよみ【回し読み】
[名](スル)手紙・資料などの文書や書籍を、数人で順繰りに回して読むこと。回覧。回読。「話題の恋愛小説を家族で—する」