あんぽかいていじのみつやく【安保改定時の密約】
昭和35年(1960)1月の日米安保条約改定の際に日米政府間で交わされた合意・密約のこと。平成21年(2009)9月から平成22年(2010)3月にかけて外務省の調査チームと有識者委員会がそれぞれ調査・検証を行った。→密約問題 [補説]核持ち込みに関する密約。→核持ち込み密約朝鮮半島有事の際の戦闘作戦行動に関する密約。→朝鮮半島有事密約
あんぽじょうやく【安保条約】
「日米安全保障条約」の略。
あんぽとうそう【安保闘争】
昭和34年(1959)から翌年にかけて展開された、日米安全保障条約の改定に反対する闘争。昭和35年(1960)の自民党による強行採決後の6月には全国的な運動に発展、デモ隊が国会構内に突入し警官隊と衝突。岸内閣は条約の自然承認後7月に退陣した。また、昭和45年(1970)の条約延長に対しても激しい反対運動が展開された。→六十年安保闘争 →七十年安保闘争
出典:gooニュース
日米韓が安保事務局会合 情報共有強化へ 3カ国協力の推進確認
【ワシントン=坂本一之】日米韓の3カ国は19日、ワシントンで安全保障などにおける協力を調整する事務局の会合を開き、情報共有の強化などを議論し協力推進で一致した。米国務省が同日、発表した。3カ国は「自由で開かれたインド太平洋」のビジョンを共有し、安全保障や経済、人材交流を巡る「協力の制度化」を重視することで合意。協力推進への「揺るぎない決意」を確認した。核・ミサイル開発
英EU安保協定締結 米国の関与低下が影響、関係「リセット」目指す
英国と欧州連合(EU)は19日、英国のEU離脱後初の公式な首脳会議をロンドンで開いた。EUが3月に大筋で合意した「再軍備計画」への英国の参加が可能になる安全保障・防衛協定の締結などで合意した。欧州防衛に消極的なトランプ米政権の姿勢などを踏まえ、冷え込んでいた英EU関係の「リセット」を目指す。 会議にはスターマー英首相とEUのフォンデアライエン欧州委員長、コスタ欧州理事会常任議長
経済安保の機密情報管理を徹底 セキュリティー・クリアランス制度、16日から運用開始
適格性評価制度は16日の「重要経済安保情報保護・活用法」の施行によって始まる。保全する国家情報を指定した上で、身辺調査に基づいて対象者への資格付与を判断。情報漏洩に罰則を科し、情報管理を徹底する。人工知能(AI)や半導体、量子など、世界で開発が加速する民生の先端技術は軍事転用可能なものも多く、機密情報の管理は国家安全保障の観点から不可欠だ。
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