おがさわらやもり【小笠原守宮】
ヤモリ科の爬虫 (はちゅう) 類。全長8センチくらいで、尾は扁平。雌だけで単為生殖するため、繁殖力が強い。熱帯アジアから太平洋の諸島、小笠原諸島に分布。
おがさわらりゅう【小笠原流】
1 ㋐武家礼式の一派。室町時代、足利義満の臣小笠原長秀が制定。以後、武家の正式の礼法とされた。明治以後、学校教育にも取り入れられ、特に女子の礼式として広く用いられた。 ㋑俗に、堅苦しい礼儀作法のこと。 2 弓術・馬術の一派。源頼朝の臣である小笠原長清を祖とする。 3 兵法の一派。小笠原宮内大輔氏隆が創始。
おがさわらぐんとう【小笠原群島】
小笠原諸島の北部に位置する群島。聟島 (むこじま) ・父島・母島の3列島からなる。
おがさわらさだより【小笠原貞頼】
安土桃山時代初期の武士。信濃の人。小笠原諸島の発見・命名者と伝えられるが、実在の確証はない。生没年未詳。
おがさわらかいだいかいいき【小笠原海台海域】
小笠原諸島の東方に張り出した海台のある海域。日本が国連に大陸棚延伸を申請し、西部が平成24年(2012)に大陸棚限界委員会に認められた。