徒事（あだごと）とは？意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

意味
例文
慣用句
画像

あだ‐ごと【^▽徒事】
の解説

１真心のこもらないその場かぎりのこと。たわむれごと。
1. 「はかなき—をも、まことの大事をも」〈源・帚木〉

２無意味なこと。むだなこと。
1. 「さればとて勧むる薬剤 (くすり) に、功能なくは—なり」〈読・弓張月・続〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

徒事の例文(4)

出典：青空文庫

･･･無用の徒事である。悪事である。しかし世に徒事の多きは啻にこの事の･･･永井荷風「西瓜」
･･･衣喫飯と交渉のない、徒事の如く見傚して来た。そうして学士会院の表･･･夏目漱石「学者と名誉」
･･･若輩は徒事に趨るもの多し。願くば余を其道より引き戻し給へ。余は彼･･･宮本百合子「「或る女」についてのノート」

もっと調べる

徒事の前後の言葉

新着ワード

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。