ほんしゅうしこくれんらくきょう【本州四国連絡橋】
瀬戸内海を横切って本州と四国とを結ぶ橋および道路の総称。日本高速道路保有・債務返済機構が保有し、本州四国連絡高速道路株式会社が管理運営する。東から順に神戸・鳴門間(神戸淡路鳴門自動車道)、児島・坂出間(瀬戸中央自動車道)、尾道・今治間(西瀬戸自動車道)の3ルートがある。このうち児島・坂出ルートは昭和63年(1988)瀬戸大橋が完成して全通。JR本四備讃線も通る。神戸・鳴門ルートは平成10年(1998)明石海峡大橋が完成して全面開通。尾道・今治ルートは平成11年(1999)に開通し、瀬戸内しまなみ海道ともよばれる。本四連絡橋。本四架橋。
ほんしゅうしこくれんらくきょうこうだん【本州四国連絡橋公団】
本州四国連絡橋公団法に基づいて、本州と四国の連絡橋に関連する道路・鉄道および関連施設の建設・管理を統括した特殊法人。昭和45年(1970)に設立され、それまで日本道路公団・日本鉄道建設公団が行ってきた業務を引き継いだ。平成17年(2005)民営化され、施設の管理運営・建設については、本州四国連絡高速道路株式会社が引き継いだ。→道路関係四公団
ほんしゅうしこくれんらくこうそくどうろかぶしきがいしゃ【本州四国連絡高速道路株式会社】
《Honshu-Shikoku Bridge Expressway Company Limited》道路関係四公団の民営化に伴って成立した高速道路株式会社法及び日本道路公団等民営化関係法施行法に基づいて、平成17年(2005)10月に設立された特殊会社。本州四国連絡高速道路、本州四国連絡橋にかかる鉄道施設の改築・維持・修繕といった管理運営事業や、新規道路建設事業を行う。JB本四高速。→日本道路公団 [補説]道路施設や債務は独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構が保有する。会社は機構と協定を結んで施設を借り受け運営し、賃貸料を支払う上下分離方式が取られる。新規に建設した高速道路なども、施設と債務を機構が保有する。
ほんしゅうじか【本州鹿】
ニホンジカの一亜種。本州の森林や草原などに分布。奈良公園に生息するものは国の天然記念物。