1 《もとは「憂き世」の意》仏教的厭世観から、いとうべき現世。つらいことの多い世の中。無常のこの世。「―をはかなむ」
「散ればこそいとど桜はめでたけれ―になにか久しかるべき」〈伊勢・八二〉
2 死後の世に対して、この世の中。現実生活。人生。「―の荒波にもまれる」「―の義理」
3 つらいことの多い男女の仲。
「―をばかばかり水のはまべにてなみだになごりありやとぞみし」〈かげろふ・中〉
4 《漢語「浮世 (ふせい) 」を「うきよ」と解して》定めのない、はかない世の中。はかない世なら、浮かれて暮らそうという俗世の気持ちを含む。→浮世 (ふせい)
5 《近世初期から、現世を肯定し、享楽的な世界をいう》遊里。また、遊里で遊ぶこと。
「にはかに―もやめがたく」〈浮・二十不孝・一〉
6 他の語の上に付いて、当世風・今様の、または好色・風流などの意を表す。「―絵」「―姿」「―話」
出典:gooニュース
「最後の浮世絵師」のゾクゾクするアートが集結
幕末から明治にかけて活躍した人気浮世絵師、落合芳幾(おちあいよしいく)と月岡芳年(つきおかよしとし)。「最後の浮世絵師」とも呼ばれた彼らのゾクゾクする作品をご紹介します! 「最後の浮世絵師」たちのアートが集結!
北斎の「一点もの」ご堪能あれ 浮世絵師の肉筆画40点、鎌倉で展示
葛飾北斎ら浮世絵師による肉筆画の企画展「北斎と肉筆浮世絵の美」が18日、神奈川県鎌倉市の鎌倉国宝館で始まった。5月7日まで。 浮世絵といえば版画が主流だが、絵師たちによる肉筆での作品も残されている。一筆一筆丹念に描かれ、細やかな筆遣いや絶妙な彩色が発揮された「一点もの」で、絵師たちの技量を知ることができる貴重な資料だという。
絶賛配信中「マンダロリアン」現代浮世絵師TAKUMIが“親子の絆”を表現した特別ビジュアル解禁
本作より、現代の浮世絵師TAKUMIが描く、ルーカスフィルム公認の浮世絵特別ビジュアル2種類が到着した。 『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(83)の5年後を舞台に、「スター・ウォーズ」シリーズをこよなく愛する製作陣が、「ジョージ・ルーカスがもしいま、続編を作るとしたら」という発想のもと丁寧に作り上げた本シリーズ。
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出典:青空文庫
・・・手に早田が小さな声で浮世話をしていた。内儀さんは座敷の方に運ぶ膳・・・ 有島武郎「親子」
・・・るばかり稀なりしも、浮世に遠き思ありき。 本堂正面の階に・・・ 泉鏡花「一景話題」
・・・燈心とともに、白髪も浮世離れして、翁さびた風情である。「翁様、娘・・・ 泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」