狐と狸の化かし合い
《狐も狸も人を化かすといわれるところから》悪賢い者どうしが互いにだまし合うことのたとえ。
狐に小豆飯
ゆだんできないことのたとえ。
狐につままれる
狐に化かされる。また、意外な事が起こって何が何だかわからず、ぽかんとする。「—◦れたような顔」
狐の子は頰白
子が親に似ることのたとえ。
狐を馬に乗せたよう
落ち着きのないこと。また、いいかげんで信用できないこと。
きつねあざみ【狐薊】
キク科の越年草。道端などに生え、高さ60〜90センチ。葉は羽状に深く裂けていて、裏面に白い綿毛が密生。春から初夏、紅紫色の頭状花を上向きに開く。
きつねいろ【狐色】
狐の毛のような薄い茶褐色。
きつねうどん【狐饂飩】
甘辛く煮た油揚げをのせたかけうどん。
きつねおとし【狐落(と)し】
1 狐を捕らえるわな。 2 狐つきの人から狐の霊を追い出して病を治すこと。また、その術。
きつねがり【狐狩(り)】
キツネを狩ること。特に、英国貴族が好んで行う狩猟のこと。派手な狩猟服を着た騎馬の集団が猟犬を追い立て、キツネをかみ殺させるもので、17世紀以降スポーツとして確立。フォックスハンティング。 [補説]2004年、英国下院が「狐狩り禁止法」を成立。