出典:gooニュース
老舗の生麩専門店「生まれ育った京都に貢献したい」 過疎化が進むエリアで京都の味を守る、新たな取り組みとは
150年以上続く京都の老舗・生麩店「麩嘉(ふうか)」が明治時代からつくる生麩饅頭の艶やかにぬれた笹を開くと、たっぷりと水分を保ったみずみずしい生麩饅頭があらわれました。口にすると、ほんのり笹の香り。青海苔風味の生麩と、なめらかなこし餡が混ざり、するすると喉を通っていきます。 麩嘉の生麩饅頭は、京都市左京区の集落「花背(花脊)」で取られた天然笹で包まれています。
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麩嘉では丁寧にグルテンを抽出して生麩を作るのはもちろん、丹波大納言小豆も本店で炊いています。生麩饅頭の餡は、水分量の多いやわらかい生麩と一体になるようななめらかなこし餡に仕上げられていて、生麩とともにするりと喉を通ります。 生麩づくりは小麦粉に水と塩を入れて練る作業のみ機械を使いますが、ほかは手作業にこだわっています。
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