しんけいさいぼうたい【神経細胞体】
神経細胞から軸索と樹状突起を除いた部分。伝達された情報の受容体。細胞体。
しんけいしつ【神経質】
[名・形動] 1 情緒的に不安定で、わずかなことにも過敏に反応して自分を病的な状態だと思い込む気質。 2 細かいことまでいちいち気に病むさま。「見かけによらず—な男」「他人の評価に—になる」
しんけいしゅうまつ【神経終末】
神経細胞体から伸びた軸索の末端部分。他の神経細胞(ニューロン)とシナプスを介して結合し、神経伝達物質を放出して情報を伝える。また、髄鞘が消失して神経の末端となっているもの(自由神経終末)や、触覚小体などの受容器をそなえているものなどがある。
しんけいしゅうもう【神経集網】
⇒神経叢 (しんけいそう)
しんけいしょう【神経症】
心理的な原因によって起こる心身の機能障害。精神疾患にみられる人格の障害がなく、自分は病気だという意識がある。不安神経症(不安障害)・心臓神経症・強迫神経症(強迫性障害)・心気症・ヒステリーなど。ノイローゼ。
しんけいしょう【神経鞘】
末梢神経の神経線維(軸索)の最外層にある膜。シュワン細胞とよばれる薄い細胞からなり、栄養補給を担うとされる。シュワン鞘。
しんけいすいじゃく【神経衰弱】
1 身体的、精神的な過労によって、注意集中困難・疲労感・焦燥感 (しょうそうかん) など、さまざまな自覚症状を訴える状態。かつてはノイローゼの訳語としてよく使われた。 2 トランプゲームの一。カードを伏せて一面に並べ、同じ数字のカードに当たるように2枚ずつめくっていくもの。
しんけいせいしょくよくふしんしょう【神経性食欲不振症】
⇒神経性無食欲症
しんけいせいたいしょくしょう【神経性大食症】
《Bulimia nervosa》⇒過食症
しんけいせいちょういんし【神経成長因子】
脳の老化防止・活性化や神経細胞の分化・成長に関係するたんぱく質。認知症などさまざまな神経障害の予防と治療に有効とされる。NGF(nerve growth factor)