[動ラ五(四)]
1 ある場所の中にはいる。はいりこむ。「工事現場に―・る」
2 ある物事に深くはいりこむ。また、当事者の私事などにかかわり合う。干渉する。「他人の私生活に―・る」「―・ったことをお聞きしますが」
出典:青空文庫
・・・委して、社会は、深く立入ることなくして過ぎて来ました。就中、家庭に・・・ 小川未明「近頃感じたこと」
・・・それを訊くのは余りに立ち入ることになるので新吉は黙っていると、女は、・・・ 織田作之助「郷愁」
・・・については、立入る必要はあるまい。第四章 日露戦争に関連して ・・・ 黒島伝治「明治の戦争文学」