りんしょうしんりし【臨床心理士】
カウンセリングや諸種の心理療法などを担当する専門職。財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する資格。
りんしょうちけん【臨床治験】
⇒治験2
りんしょうしゅうれんせいど【臨床修練制度】
日本の医師・歯科医師免許を持たない外国人医師・歯科医師が、研修のため日本国内で診療を行うことを許可する制度。厚生労働大臣が指定する病院で、指導医の実地指導監督のもとでのみ、診療を伴う研修が認められる。アジア地域を中心とする発展途上国の医療水準の向上に寄与する目的で設けられた制度であり、修練を終了しても日本の医師・歯科医師免許は与えられない。
りんしょうてきのうししんだん【臨床的脳死診断】
主治医等が治療方針を決定するために、患者が脳死となっている可能性が高いかどうか臨床的に診断すること。診断基準は法的脳死判定とほぼ同じだが、患者の脳に致命的な損傷を与える可能性がある無呼吸テストは行わない。臨床的脳死と判断し、臓器提供を行う場合は、さらに法的脳死判定を行う。 [補説]自発呼吸がない状態と認められることを前提とし、深昏睡、瞳孔の散大・固定、脳幹反射の喪失、平坦脳波を確認する。深昏睡とは、痛み刺激に対し全く反応しない状態、または痛み刺激に対して開眼・発語・運動しない状態。法的脳死判定の場合、これらの4項目を確認した後、最後に人工呼吸器を外して、自発呼吸が消失していることを確認する。
りんしょうどうけし【臨床道化師】
⇒クリニクラウン
りんしょうけんきゅうにかんするりんりししん【臨床研究に関する倫理指針】
臨床研究における被験者の尊厳や人権の尊重など、倫理的・科学的観点から関係者が遵守すべき事項を定めた指針。平成15年(2003)に厚生労働省が策定。研究者の責務、倫理審査委員会の役割・責務、インフォームドコンセントの手続きなどについて規定している。
りんしょうひょうかしひょう【臨床評価指標】
病院が提供する医療の質を定量的に評価するための指標。入院患者の平均在院日数、転倒・転落発生率、リハビリテーション実施率、患者満足度、紹介率など多様な項目がある。クリニカルインディケーター。
りんしょうけんきゅう【臨床研究】
病気の予防・診断・治療方法の改善や、病気の原因の解明、患者の生活の質の向上などを目的として行われる医学研究で、人を対象とするものをいう。
りんしょうけんきゅうちゅうかくびょういん【臨床研究中核病院】
革新的な医薬品や医療機器の研究開発の推進を目的として、国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的役割を担う病院。
りんしょうモニター【臨床モニター】
⇒ベッドサイドモニター