じりつしんけい【自律神経】
脊椎動物の末梢神経の一。意志とは無関係に作用する神経で、消化器・血管系・内分泌腺・生殖器などの不随意器官の機能を促進または抑制し調節する。交感神経と副交感神経とからなる。植物性神経。自律神経系。
じりつしんけいしっちょうしょう【自律神経失調症】
自律神経の均衡が乱れて、種々の症状を示す病気。頭痛・めまい・微熱・疲労感・不眠・息切れ・胸苦しさ・食欲不振・冷え・発汗異常・便秘・下痢 (げり) ・嘔吐 (おうと) ・性機能障害など症状はさまざま。
じりつてきろうどうじかんせいど【自律的労働時間制度】
特定の業種、一定以上の年収のホワイトカラー労働者は、労働時間を自分で自由に定めることができるとする制度。賃金は、労働時間ではなく、成果に応じて決定される。米国などで採用されている。ホワイトカラーエグゼンプション。WE(white-collar exemption)。 [補説]日本でも、金融・研究開発など専門性の高い職種で年収が1075万円以上の労働者を労働時間規制から除外する制度の導入が検討されている。
じりつがたちしへいきシステム【自律型致死兵器システム】
⇒ローズ(LAWS)
じりつがたへいきシステム【自律型兵器システム】
⇒エー‐ダブリュー‐エス(AWS)
じりつがたむじんせんすいき【自律型無人潜水機】
⇒エー‐ユー‐ブイ(AUV)
じりつしんけいしょうじょう【自律神経症状】
自律神経の機能の変化に伴って生じるさまざまな症状。起立時の立ちくらみ・失神・異常な発汗・動悸 (どうき) ・手足のふるえ・排尿障害・頭痛・不眠など。
じりつシステム【自律システム】
インターネットなどのTCP/IPネットワークにおける、ネットワークの構成単位。通信事業者やプロバイダーなどの管理主体が運用する独立したネットワークであり、単一の経路制御情報によって通信が行われる。AS(autonomous system)。
じりつしんけいけい【自律神経系】
⇒自律神経
じりつしんけいせつ【自律神経節】
自律神経の途中にある神経節。脳や脊髄から出た神経線維(節前線維)と内臓の諸器官や血管に向かう神経線維(節後線維)がシナプス結合する場所。交感神経節と副交感神経節がある。