舌頭(ぜっとう)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・句を読むものが舌頭に千転する間にこの障壁が消えて二つのものが一つになりいわゆる陪音が鳴り響く。「かな」は詠嘆の意を含む終止符であるから普通の意味でも切れる切れ字には相違ないが、また一方では、もう一度繰り返して初五字を呼び出す力をもっている。・・・
寺田寅彦
「俳諧の本質的概論」
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