たんぱくしつ【蛋白質】
生物の細胞の主成分であり生命現象に直接深く関与している、窒素を含む高分子の有機化合物。約20種のアミノ酸がペプチド結合によりつながったもので、種類は多い。単純たんぱく質と複合たんぱく質とに分けられる。プロテイン。
たんぱくしつぶんかいこうそ【蛋白質分解酵素】
たんぱく質のペプチド結合を加水分解する酵素の総称。ペプシン・トリプシン・キモトリプシンなど。プロテアーゼ。
たんぱくしょうかこうそ【蛋白消化酵素】
たんぱく質を分解する消化酵素。胃液のペプシン、膵液 (すいえき) のトリプシン・キモトリプシン、腸液のエレプシンなど。
たんぱくせき【蛋白石】
非晶質の含水珪酸 (けいさん) 鉱物。半透明または不透明の乳白色で、不純物により種々の色が現れる。美しい真珠光沢のあるものは宝石となる。オパール。
たんぱくせんい【蛋白繊維】
ダイズ・牛乳・ラッカセイなどのたんぱく質を原料に用いて作った繊維。絹や羊毛に類似した性能をもつが、堅牢ではない。
たんぱくにょう【蛋白尿】
尿中に一定量以上のたんぱく質がまざっている状態。生理的なものと、腎臓・泌尿器疾患に多くみられる。
たんぱくこう【蛋白光】
固体や液体に光を当てたとき、物質内部の散乱によって出てくる光。オパール(蛋白石)やコロイド溶液などで見られる。乳光。オパレセンス。
たんぱくしつキナーゼ【蛋白質キナーゼ】
⇒プロテインキナーゼ
たんぱくしつだつりんさんかこうそ【蛋白質脱燐酸化酵素】
⇒プロテインホスファターゼ
たんぱくしつホスファターゼ【蛋白質ホスファターゼ】
⇒プロテインホスファターゼ