はせがわにょぜかん【長谷川如是閑】
[1875〜1969]ジャーナリスト・思想家。東京の生まれ。本名、万次郎。新聞記者を経て、大山郁夫らと雑誌「我等」を創刊し、自由主義批評家としてデモクラシー思想を鼓吹。文化勲章受章。著「現代国家批判」「日本的性格」「ある心の自叙伝」など。
はせがわは【長谷川派】
桃山時代から江戸初期にかけての画派。長谷川等伯 (はせがわとうはく) を祖とする。
はせがわへいぞう【長谷川平蔵】
[1745〜1795]江戸後期の幕臣。名は宣以 (のぶため) 。先手弓頭となり、火付盗賊改を加役としてつとめた。老中松平定信の命により、人足寄場 (にんそくよせば) の設置を献策。
はせがわまちこ【長谷川町子】
[1920〜1992]漫画家。佐賀の生まれ。新聞連載された四コマ漫画「サザエさん」で人気を博し、家庭漫画の一典型を確立。ほかに「意地悪ばあさん」など。没後、国民栄誉賞受賞。
はせがわりゅう【長谷川流】
1 剣術の流派の一。天正(1573〜1592)ごろ長谷川宗喜が創始。 2 砲術の流派の一。近世初期、長谷川八郎兵衛一家が創始。 3 流鏑馬 (やぶさめ) の流派の一。奈良春日神社の祭日に、御祭奉仕の長谷川氏が行ったもの。
はせがわりょうへい【長谷川良平】
[1930〜2006]プロ野球選手・監督。愛知の生まれ。昭和25年(1950)広島創設とともに投手として入団。小柄な体格ながら鋭いシュートで活躍し、同30年には30勝をあげ最多勝利。引退後は同球団の監督を務めた。
はせがわかい【長谷川櫂】
[1954〜 ]俳人。熊本の生まれ。飴山実・平井照敏に師事。新聞記者のかたわら俳人として活動し、俳誌「古志」を創刊、主宰。のち句作に専念し、句集「虚空」で読売文学賞受賞。他の句集に「天球」など。
はせがわしきスケール【長谷川式スケール】
⇒長谷川式認知症スケール
はせがわしきにんちしょうスケール【長谷川式認知症スケール】
認知機能検査の一。1974年、精神科医の長谷川和夫が認知症の可能性、および症状の進行具合を簡易的に調べる問診項目として考案。1991年に質問内容や採点基準が見直され、改定長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)がつくられ、2004年に現名称に改称された。年齢・時間・場所・計算・品物の記憶など、九つの質問項目からなる。長谷川式スケール。