恨み骨髄に徹す
《「史記」秦本紀から》恨みが骨のしんまでしみとおる。深い恨みを抱く。
恨みに報ゆるに徳を以てす
《「老子」六三章から》恨みのある者に対しても恩徳で報いる。
恨みを買う
恨まれる。恨みを受ける。「—・う言動」
恨みを飲む
《江淹「恨賦」から》恨みの気持ちを心の中にこめている。くやしい気持ちをこらえる。
うらみがお【恨み顔】
[名・形動]恨めしそうな顔つき。また、そのさま。「『…もうもう恁麼 (こんな) ことは聞かせません』と半ばは—なるぞ詮方 (せんかた) なき」〈鏡花・照葉狂言〉
うらみごと【恨み言】
恨みをこめた言葉。恨みを述べる言葉。怨言。「—を並べる」
うらみっこ【恨みっこ】
互いに恨むこと。「どういう結果になっても—なしにしよう」
うらみつらみ【恨み辛み】
《「つらみ」は、形容詞「つらい」の語幹に「み」をつけて語調を整えた語》積もり積もった、さまざまの恨み。「—をぶちまける」
うらみぶし【恨み節/怨み節】
1 恨みを表現する歌詞、暗い感じの曲調を持った歌曲。 2 恨みを込めた文句。「落選者の—」