かわら〔かはら〕【瓦】

の解説

1. １ 粘土を一定の形に作り、瓦窯で焼いたもの。主に屋根を葺 (ふ) く材料とするが、床敷きにも用いられる。屋根瓦には本瓦葺き用と桟瓦葺き用とがあり、形状や使用場所によって平瓦・丸瓦・鬼瓦・桟瓦・軒瓦などとよぶ。現在は石・セメント・金属製のものもある。

1. ２ 値うちのないもの。くだらないもの。

   1. 「本書中の人物に玉すくなく—多きは」〈逍遥・当世書生気質〉

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かわら〔かはら〕【河^‐原／川^‐原／^×磧】

の解説

《「かわはら」の音変化》

1. １ 川の流れに沿う平地で、ふだんは水の流れていない、石や砂の多い所。

1. ２ 京都の鴨川の河原。特に、四条河原。

かわら〔かはら〕【^▽航／^×𦨞】

の解説

和船の船首から船尾に通す長く厚い板材。

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かわら

の解説

［副］堅い物の触れ合う音を表す語。

• 「その衣の中の甲 (よろひ) にかかりて、—と鳴りき」〈記・中〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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