こうそくどうろかぶしきがいしゃほう【高速道路株式会社法】
高速道路会社6社の事業について定めた法律。道路関係4公団民営化関係4法の一つ。各社の事業範囲、政府による株式の保有、国土交通大臣による監督などを規定。平成17年(2005)施行。高速道路会社法。道路会社法。
こうそくい【拘束衣】
⇒鎮静衣
こうそくぞうしょくげんけいろ【高速増殖原型炉】
高速増殖炉の開発段階で、発電施設としての性能や大型化に向けた技術的可能性の確認・評価などを目的として建設・運転される原子炉。日本のもんじゅ、ロシアのBN-600などがある。
こうそくよきん【拘束預金】
銀行が債権担保の目的で預金者の自由な処分を制限する預金の総称。担保預金・見返り預金など。財務省通達で禁止されているが、金融機関の慣行として存続している。
こうそくじどうしゃこくどう【高速自動車国道】
自動車の高速交通の用に供する道路。いわゆる「高速道路」のこと。政治・経済・文化上特に重要な地域を結ぶ道路や、国の利害に重大な関係を有する道路で、全国的な自動車交通網の枢要部分を構成する。路線は政令で定められる。
こうそくじどうしゃこくどうほう【高速自動車国道法】
高速自動車国道の路線の指定・整備計画・管理・構造・保全等について定めた法律。昭和32年(1957)制定。
こうそくえきたいクロマトグラフィー【高速液体クロマトグラフィー】
液体クロマトグラフィーの一種。試料が溶け込んだ溶媒に高圧をかけて注入することで、短時間で高い分解能の分離を可能とする。充塡剤としてシリカゲルの微細な粒子を用いるものなどがある。高圧液体クロマトグラフィー。高性能液体クロマトグラフィー。HPLC(high performance liquid chromatography)。
こうそくめいぼしき【拘束名簿式】
比例代表制の選挙で、政党が事前に届け出た候補者名簿の順位にしたがって当選者を決定する方式。有権者は政党に投票。各政党の得票者数に比例して当選者数を決定し、名簿の上位から順に当選とする。日本では昭和58年(1983)から平成10年(1998)まで参議院選挙で行われた。→非拘束名簿式 [補説]令和元年(2019)年の参議院議員選挙から導入された特定枠は、非拘束名簿式の一部を拘束名簿式にする枠組み。
こうそくでんぱバースト【高速電波バースト】
数千分の1秒程度の非常に短い時間で電波が突発的に放射される天文現象。銀河系外に由来し、全天で1日当たり1万回ほど発生していると見積もられている。発生源は未特定だが、マグネターのバーストやブラックホールの蒸発などが有力視されている。ファースト電波バースト。FRB(fast radio burst)。
こうそくてんか【高速点火】
レーザー核融合炉における点火方式の一。重水素と三重水素を収めた燃料球に対し、爆縮用と加熱用のレーザーをパルス状に照射することで熱核融合を引き起こす。中心点火方式に比べ、より小さい強度のレーザーで効率よく核融合に至らせることができるとされ、研究が進められている。