こべつがいねん【個別概念】
一定の内包の下で集合概念の外延に含まれる概念。例えば、国家に対して国民。しかし、国家は国連という集合概念に対しては個別概念となるから、両概念の関係は相対的である。→集合概念
こべつしどう【個別指導】
児童・生徒ひとりひとりの個性、生活環境、能力などを重視した指導の形態。指導者と児童・生徒が一対一の関係で行う指導をさすこともある。特別支援教育の場や学習塾で多く行われる。
こべつてきじえいけん【個別的自衛権】
国連憲章第51条で加盟国に認められている自衛権の一。自国に対する他国からの武力攻撃に対して、自国を防衛するために必要な武力を行使する、国際法上の権利。→集団的自衛権
出典:青空文庫
・・・彼らは農家の戸別訪問をして糧秣廠よりも遙かに高価に引受けると勧誘・・・ 有島武郎「カインの末裔」
・・・、民衆の生活は、全く個別的のものであった。 どこに行っても、人間・・・ 小川未明「彼等流浪す」
・・・平均から見ても、また個別的に見ても、学芸にかけての日本人の頭が少・・・ 寺田寅彦「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」